12月初旬、ChapmanCGはシンガポールに拠点を置くリージョナル人事リーダーのために、日本の人事/人材に関する特別な会合を開催した。日本のChapmanCGのコンサルティングチームが市場洞察を伝えるために集まり、シンガポールで日本の人事案件を担当している、もしくは日本での就業経験のある者たちも出席した。このフォーラムは日本の変化に影響を及ぼし、才能を管理することへの成功と失敗について堅実な議論と、依然として残る多数の古くからの仮定への挑戦において、日本が海外からどのように扱われるべきかについて議論するために設定された。この会合はマクドナルドが主催し、アクセンチュア、アリアンツ、セルジーン、クーパービジョン、ディメンションデータ、フローサーブ、グルーポン、キューリック・アンド・ソファ、レゴ、クインタイルズ、三菱、ノキア、SAP、ゾエティスなどの約25名の人事リーダーが参加した。

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この会合に伴い、CEOのマット・チャップマンは、マネージング・ディレクターのオスカー・フークスに日本の人事/人材についてのインタビューを行った。尚、この記事ではポッドキャストへのリンクを下記に掲載している。日本に住み、日本の人事市場をカバーしてきた10年の経験を持つオスカーは、人材と期待の転換を真っ先に見てきており、内外の観点から人事市場を魅力的に分析している。彼は東京に拠点を置くヤンセン・ルーからの現地の実用的で最新の情報を用いて全体像のテーマを補完し、シンガポール会合に出席した。

この会合の主なテーマは「文化は常に勝つ」ということであった。一部の企業にとっては、日本の文化は時折海外からの期待に反することがあり、アイディアや戦略は他の場所にも“適した”方法で受け入れられず、実行されない。しかし、他の企業ではより多くのアイディアや行動の統合を可能にする方法で、国家文化の概念を超えた企業文化を構築することが可能であるという証拠があった。これには「迅速な解決策」はないが、3つの主要な取り組みがある。

  1. 日本の自然な強みと連動する。日本が一定のプロセスや戦略を完成させ、これが輸出もしくは少なくとも他の市場で示されることを確認すること。これはただ企業の方向性の先端を受け入れるだけでなく、より大きな全体像の一部を認識するのに役立つ。
  2. 海外の人材を日本へ、そして日本の人材を海外へ転向させ、殻を破る手助けをする。グループでは、これを行うための複数の正しい方法と間違った方法について議論したが、全てのケースで人材を動かすことは時間がかかり、組織的に困難であり、費用がかかる。しかし適切な計画と管理によってはその努力は報われる。
  3. 地域の意思決定に日本のリーダーシップスタイルの理解を深める。私たちは西洋の討論基準と“現地”の影響力、意思決定に基づいてリーダーシップを定義する傾向がある。しかし、より合意形成を可能にする異なるスタイルのリーダーシップを受け入れることができれば、そして会議での言語的訓練をのプレッシャーを減らせば、日本がもっと関わっていけるような、実に多様な経営文化を構築することができる。

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ChapmanCGのCEOのマット・チャップマンも出席し、「地域の人事リーダーによる、日本の業務を遠隔管理しながら調和を最大化するための実体験に基づいた話は非常に有意義だった。これは日本人の異文化間人事リーダーが数多く存在するため、特に当てはまる事実である。」と述べた。

この会合の日本のテーマは、非常に焦点を当てた討論をさせる一方で、同時に一般的応用を有するいくつかの問題に着手した。私たちはこのような思い出に残る会合に参加した皆様に感謝の意を表し、同様の市場特有の会合を今後も地域および世界の本社で開催したいと考えている。