ChapmanCGは東京のトムソン・ロイターの本社で先週、日本HRビジネスパートナー会合を共同で開催しました。参加者は「良い人事マネージャー」と「将来人事リーダーに成り得る人材」の違いについて、必要なスキルや個人の特性を活発に議論していました。今回の会合では金融サービス、消費財、小売、製造、メディア、ライフサイエンス分野における知名度の高い多国籍企業から、HRビジネスパートナーの方々に出席いただきました。

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出席者たちは自身の役割について、多数の個人的な経験や意見を交換し、特に今日の日本での人事の性質の変化に焦点を当てていました。以前は海外の国際的な人事リーダーに日本の雇用法の複雑さを適切に教えられる誰かが必要だったため、人事分野のエキスパートになるということはかつて日本の人事リーダーに必要とされた最も貴重なスキルでした。これも重要なスキルである一方で、出席者たちは人事マネージャーと人事リーダーの真の違いは人事の「より柔軟な」スキルであることに合意しました。最も重要なのはコミュニケーション能力であり、人事リーダーはもはやオフィスの椅子の快適さから法令で支配することはできません。彼らは自分のアイディアへの賛同を得るためにビジネスリーダーや国際人事の利害関係者だけでなく、日本国内の人事チームともうまく関わる必要があります。

これに続き、影響を及ぼす能力も重要な検討事項でした。人事構造はより複雑になってきていて、日本が地域的/国際的マトリクス組織内で増え続ける役割を果たし、これまで以上に意思決定に関わる必要がある人(特定の個性を持つそれぞれ)がより多くなります。日本はこれを知らないわけではなく、そして「根回し」の概念は数十年伝統的なビジネスツールとなっています。しかし現代の多国籍企業におけるこの複雑さは、不意に多くの昔ながらの人事専門家を奪っていきました。

シニアHRビジネスパートナーのグループは様々な本質を示し、多様で異なるワーキングスタイルを共有しました。そしてこれらの各事例は成功結果を生み出す可能性があることを明らかにしました。従って、人事リーダーへの出世達成のためのアプローチには誰も合意せず、トップ人事マネジメントへの昇進を与えられるには「適切なタイミングで適切な場所」にいるように、時にそれは人事スキル、運、そして絶好のタイミング次第なのです。

しかし著者自身の意見としては、良い人事マネージャーのスキルはキャリアの初期の段階で優れた人事部長を指導者として選んでいることです。本当に偉大な人事リーダーが人事マネージャーに与えるスキルのほとんどは、教科書では教えることができません。賢い人事マネージャーを有能な人事リーダーの側に座らせ、様々な状況に対処する方法を実際に見ることによってのみ教えられるものです。